気がつけば美容師になって30年以上。自分のことは技術者といいます。
美容師としてエステの世界に入った時、エステティシャンがみんな施術すると言う事になんとなく違和感がありました。(同じ事なんですけどね・・)
私の頃の美容師は厳しい世界で、毎日練習練習、一から丁寧に優しく教えてもらえる事はなく、おそるおそる聞く!そっと技術を盗む!しかも安い給料で!もちろん休みはほとんどなし! 😆
そして、身につけたシャンプーの技術をお客様にできるようになるまでに私はたした半年以上。
その後もブロー、ワインディング、カットという技術を一つ一つ時間をかけて学びその技術を提供できる事がうれしかった〜結局、技術者になるまでに6年位かかったでしょうか・・
エステの世界はそれとは全く違っていて、初心者でもお客様に入れるまでに約1ヶ月位。
できる人は新卒で入っても1年以内には主任になれます。
このできる人=売上げが上げられる人(つまりしゃべりがうまい人に思えた)なんて口がうまいんだろうって密かに思っていたのを思い出す〜
私はチケットを売っているのではなく技術を売っているのだ!と喧嘩もしたり・・(笑)
若かった 😳
そんなエステ業界に美容師として10年!
一番私を変えたのは接客術かもしれません。
たくさんあるサロンを通り過ぎてきてくれるお客さま!お客様が望む技術を提供できて当たり前!プラスαが大事ということでしょうか・
「実ね〜」って抱えている話をしてくれて「またね〜」と言ってお帰りなるお客さまのと信頼関係が大好きでこの仕事やってます。
施す!施術者というと内面と外見という気がして技術より聞こえもやわらか。
最近は前より使う事が多くなりました